新庄采配ずばり!「6番・投手」の山崎が先制打含め、7回8奪三振の好投で6勝目をマーク「アマチュア時代を思い出しました」
日本ハムは5月30日に行われた阪神戦(甲子園)に6-0の完封勝利。 「6番・投手」で先発出場した左腕・山崎福也が攻守に躍動した。四回無死一、三塁から、相手先発、西勇輝の直球をきれいにセンター前にはじき返し、自らで先制点を奪った。 【動画】野手顔負けのバッティング!日ハム・山崎が先制打を放ったシーン これには6番で起用した新庄剛志監督も満面の笑みを見せ、ベンチも大盛り上がりとなった。 山崎は日大三高3年時に出場したセンバツでは大会最多安打タイ記録となる13安打をマークしたことでも知られる。ここまでの交流戦通算打撃成績は22打数6安打、打率.273と打撃面で安定したパフォーマンスを示していた。 「野手・山崎」の打撃を『DAZN JAPAN』の公式Xが動画で紹介すると「これこそ二刀流!」「バッティングセンスの塊」など、素晴らしい打撃にSNS上でも称賛の声が集まった。 一方、打たれた西はリズムを乱したのか、この回、無死一、二塁の場面に伏見寅威の犠打を三塁に悪送球して2点目を献上。さらに水野達稀にも2点適時打を許すなど、4回4失点で降板となった。 山崎はその後も緩急を使ったピッチングで阪神打線を封じ込め、7回102球、3安打無失点8奪三振の力投でハーラートップの6勝目をマークした。 聖地甲子園で中継(BSフジ)のヒーローインタビューに立った山崎は、打って投げてと二刀流の活躍を聞かれると「アマチュア時代を思い出しました。全力でやっているなと。楽しい気持ちでした」と、笑みを交えながら充実感を漂わせた。投手ながら6番に起用されたことも意気に感じ、新庄監督の起用に応えたかったと話した。 これで日本ハムは交流戦2連勝を果たし、リーグ戦の勢いのままに好調をキープしている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]