（左から）宇垣美里さん、本仮屋ユイカ

本仮屋ユイカがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「三菱地所レジデンスSparkle Life」（毎週土曜18:30～18:55）。7月20日（土）、7月27日（土）放送のゲストは、フリーアナウンサーの宇垣美里さん。いつものスタジオを飛び出して、三菱地所レジデンスの本社にある、社員用ワーキングスペース「The Cross」からお届けしました。 この記事では7月20日（土）の放送の模様を紹介します。高校生のときから毎日つけているという「日記」について語ってくれました。

1991年生まれ、兵庫県出身の宇垣美里さん。2014月にTBSテレビに入社してアナウンサーとして数々の番組に出演。2019年3月に退所後はフリーアナウンサーに転身。アナウンサーの他にも女優、モデル、執筆業とマルチに活動しています。 ＊ 本仮屋：宇垣さんは日記を書く習慣があるんですか？ 宇垣：高校生からずっと書いています。 本仮屋：書くことがずっと身近にあったから、初エッセイでよどみのない文章を書かれていたんですね。読んでいてすごく気持ちがよかったです。読者のことはあまり想像せずに書きますか？ 宇垣：というよりは、よく見せようと考えたことはあまりないです。嫌われても好かれてもどっちでもいいかなと思いながら書いているところがあります。もしかしたら口の悪い部分が出ちゃっているのかもしれません（笑）。 本仮屋：宇垣さんの強さってどこから来ているんだろう？って、ずっと思っていたんです。“人の期待に応えよう”っていう、“力み（りきみ）”がないからなんですかね？ 宇垣：アナウンサーの仕事をさせていただいてから初めて、人からいろんなことを言われたり、思われたりするんだなと知って、すごくビックリしたんですね。最初の頃は「そんなことを言われないために、もっとちゃんとしたアナウンサーになろう」と思ったりもしていました。でも、途中で「無理じゃない？」ということに気付きましたね。 本仮屋：気付いたのは、おいくつぐらいのときですか？ 宇垣：1年経ったぐらいです。 本仮屋：素晴らしく聡明ですね。 宇垣：“私”は一面的でなく、いろいろな私がいて。高校時代の人に見せる私と、仕事相手やテレビから見える私って全部違うんですよ。それで、私が思う私じゃない私を受け止める人がいても、それは仕方がないよねと思うようになったんです。もし、私のことを好きじゃない、あるいは嫌だなと思う人がいたとしても、友達や家族は私のことを「最強で最高」だと思っていることを知っているので、特に気にならなくなったのかもしれません。 本仮屋：身近な人たちが宇垣さんの味方でいてくれるんですね。 宇垣：はい。なので「そういったご意見もあるんですね」と思うようになりました。 （TOKYO FM「三菱地所レジデンスSparkle Life」2024年7月20日（土）放送より）