鏡町漁協直営!! 恒例カキ小屋オープン 八代市・鏡オイスターハウス 「ぷりぷり」でクリーミー 漁獲減で期間短縮も
八代市の鏡町漁協オイスター生産部会直営のカキ小屋「鏡オイスターハウス」(鏡町北新地)が20日、今季の営業を始めた。濃厚な味のマガキを味わおうと午前10時の開店と同時に多くの客が詰めかけた。 同部会のカキは球磨川や氷川から流れ込む豊かな栄養分で育ち、詰まった身とクリーミーな食味が特徴。今季はチヌなどによる食害が多発し、漁獲量は例年の3分の1程度となる見込み。このため営業期間は、例年より短い来年1月中旬ごろまでとなる予定。生産者の森口秀幸さん(62)は「味は例年通りおいしい」と胸を張る。 会社の同僚4人で訪れた熊本市中央区の岡田了さん(47)は「ぷりぷりして、とてもおいしい」と炭火焼きをぱくぱくと味わっていた。 カキは1皿(約500グラム)5~7個入りで1200円。エビやサザエ、ハマグリなどの炭火焼きも楽しめる。営業は平日午前10時~午後4時、土日祝日は午前10時~午後5時。12月31~1月4日は休業。☎0965(53)9352。(陣立昌之)