カミラ・ジョルジ（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

　女子テニスの人気選手で、5月に突然引退したカミラ・ジョルジ（イタリア）が〝逃亡説〟を否定した。 　ジョルジは世界ランク26位が自己最高。ツアーで4勝を誇り、21年東京五輪も準々決勝に進出した。しかし5月に不正監視団体の国際テニス・インテグリティー・エージェンシー（ITIA）に「引退」選手として登録され姿を消した。その後、「イタリアの税務当局に追われ米国に逃亡した」とイタリアメディアに報じられたり、家賃を6か月分未払いで、アンティーク家具も持ち去ったとして家の所有者に告発されるなどお騒がせ人物となってしまった。 　そんな中、英国メディア「デーリー・メール」は9月に入り、ジョルジの弁護士が声明を発表したと報道。「カミラ・ジョルジはローマにいる。ここ数か月、彼女は仕事上の理由で不在だった。要するに、彼女は一部の人が主張しているように逃げているわけではない。見つからないようにしたいという願望はなく、ただ個人的な約束があるだけだ」と逃亡節を否定。 「彼女のファンはいつも彼女のインスタグラムを通じて彼女をフォローしてきた」と、人々との交流を断ったわけでもないと強調した。また、ジョルジは家賃未払いなどの元家主の主張は否定しているという。 　モデルとしても活躍し、インスタグラムにはポーズを決める写真を投稿しているジョルジ。どこへ向かうのか。