W杯アジア最終予選参加のクウェート、ホームゲームでの混乱を受け役員が総退陣…10月は韓国&パレスチナと対戦
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選での事件により、サッカー協会の役員らが総退陣した。 問題が発生したのはクウェートサッカー協会。11日にホームで行われた北中米W杯アジア最終予選のイラク代表戦で問題が発生していた。 2次予選を見事に勝ち抜き、最終予選へと駒を進めたクウェート代表。6万人収容のジャベル・アル・アフマド国際スタジアムでは、試合観戦のために多くのファンが駆けつけた。 40度を超える気温の中、多くのファンたちは熱中症などになり、意識するものも多数出てしまい、サッカー協会は調査を開始していた。 フランス『AFP通信』によれば、チケットを持っていないファンが入場できたものの、チケットを購入したファンが入場を拒否されるなど現場は混乱。サッカー協会は謝罪文を発表した。 「クウェートサッカー協会はイラク代表との間で起こった出来事に遺憾の意を表し、連盟理事会も熱心なクウェートのファンの皆様に深い感謝の意を表します」 「代表チームへの忠誠心と帰属心を証明し、代表チームを応援するために大勢がスタジアムにやってきましたが、多くの障害に晒されてしまったことをお詫び申し上げます」 事態が収集できなかったことを謝罪した中、サッカー協会の役員が総退陣することが決定。サラー・アル・カナイ事務局長と広報責任者のモハメド・ブー・アッバス氏らの辞任も受け入れたとのことだ。 クウェートはグループBに入っており、初戦でヨルダン代表とドロー。第2戦もイラクとドローとなり勝ち点2で4位。10月にはホームで韓国代表と、アウェイでパレスチナ代表と対戦する。
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