バイエルンは早くも守備崩壊の危機 開幕スタメンのCBコンビが別メニュー調整
怪我によるコンディション不良
9月1日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第2節で日本代表MF堂安律らを擁するフライブルクと対戦する。 [映像]ヴォルフスブルク対バイエルン・ミュンヘン ハイライト 先週末に行われたヴォルフスブルクとのブンデスリーガ開幕戦は、バイエルンにとって非常に難しいゲームとなった。20分にMFジャマル・ムシアラのゴールで幸先良く先制したものの、後半直後の47分に相手にペナルティキックを与えて失点すると、55分にもビルドアップのミスからカウンター攻撃を受けて2失点目。その後、相手のオウンゴールとFWセルジ・ニャブリのゴールで何とか逆転したが、王座奪還に向けて不安を感じさせる開幕戦となった。 バイエルンがフライブルク戦でも苦戦を強いられる可能性は高い。なぜなら、守備陣が手薄な状況だからだ。シュツットガルトから加入した日本代表DF伊藤洋輝はプレシーズンマッチで負傷して既に戦線を離脱。これに加えて、ヴォルフスブルク戦で先発したDFキム・ミンジェとDFダヨ・ウパメカーノも怪我の影響でコンディションが万全ではなく、今週のチーム練習には29日時点で参加できていない。 ドイツ紙『Bild』によると、キムとウパメカーノは現在別メニューでの調整を行っていて、29日には約45分間の個別トレーニングを実施したという。今週末のフライブルク戦に間に合うかは微妙な状況であるとも同紙は伝えている。 仮にキムとウパメカーノが欠場する場合、センターバックの控えメンバーはDFエリック・ダイアーのみとなっているため、本来はミッドフィールダーであるMFレオン・ゴレツカがディフェンスラインに入る可能性も考えられる。 開幕戦で昨季2位のシュツットガルトに3-1で勝利したフライブルクにとっては、開幕2連勝も十分に狙える状況と言えるだろう。シュツットガルト戦でゴールを決めた堂安の2試合連続ゴールも期待できそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部