四国4県の「夜間大規模停電」原因は“人為的なミス” 原因企業の親会社・四国電力宮本社長が謝罪【香川】
岡山放送
11月9日夜、四国各地で発生した大規模停電を受け、原因となった企業の親会社にあたる四国電力の宮本喜弘社長は28日、「極めて重く受け止めている」として謝罪しました。 (四国電力 宮本喜弘社長) 「四国電力送配電に対して猛省を促すとともに、親会社である当社としても極めて重く受け止めている。今回の停電でご迷惑をおかけした多くの方々に心よりおわび申し上げます」 四国電力の宮本社長は、大規模停電についてこのように謝罪したうえで、子会社の四国電力送配電に対し再発防止を強く求めたことを明らかにしました。 この問題は、11月9日、午後8時20分ごろから約1時間半にわたり香川県内の6万2500戸を含めた四国各地で最大36万5300戸が停電したものです。 四国電力送配電は、停電の原因について、共同で電力を供給している大阪市に本社がある関西電力送配電との作業認識のズレによる人為的なミスだったとしています。 今回の大規模停電を巡っては、経済産業省が四国電力送配電に対し、12月8日までに詳しい原因や再発防止策を報告するよう求めています。
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