真似したい…!「小さい頃の『おこづかい』は歩合制。家族会議で成果を共有してた」5人のパパ・つるの剛士の“マネー教育”
タレントとしてマルチに活躍する一方、保育士資格を持つ5児の父親で“現役大学生”という、つるの剛士さん。多忙な中、2度の育児休暇をとり、積極的に「イクメン」経験を積むと、次は幼児教育の世界に飛び込み、非常勤幼稚園教諭としても勤務。また大学では、こども心理学部で“学び”を継続中といいます。そんな、保育現場も体験されている「先輩パパ」つるのさんに、ご自身の経験や気づきについて語ってもらったり、日々子育てに奮闘しているパパ&ママたちの悩みに「元気が出るアドバイス」をしていただいたりする連載です。 【アメリカ式お金の教育を見る】「貯金箱は3つ用意!」消費するより幸福度が上がるお小遣いの使い道は? 幼児の頃は、欲しいものはお誕生日にパパやママ、じいじやばあばから買ってもらえたり、クリスマスにサンタさんにお願いをすると届けてもらえたりするので「お金を出して物を買う」ということにあまり意識がいきません。でも、お年玉をもらうようになるころから、「お金」に興味を持つようになるのではないでしょうか。 おこづかいをどうする? そもそも「お金」についてどう子どもと話し合ったらいい? 園や学校で習わないことだからこそ、家庭の姿勢が大切。つるの家では、おこづかいやお金の使い方についてどのように話していたのでしょうか? 2022年から高校の家庭科授業で「資産形成」に関する授業が必須化されました。社会でもNISAや老後資金問題など、なにかと「お金」問題が話題にあがる中、考えてみると私たち親世代は、義務教育の中でお金や経済に関する教育を受けてきませんでした。それだけに、子どもに対して「お金」のことをどのように教えていくべきかと悩んでしまいますよね。
Q.つるの家の”お金の教育”について教えて!
つるの剛士:若い頃から、お金のことはちゃんとしなければと思っていました
「お金」は大事!夫婦でも家族間でもきちんと話題にしていくべき
「お金」の話って、ひと昔前までは、口に出して大っぴらに話すことがタブーとされていた感じがありましたよね。でも本当は、「お金」って生きていくうえでとても大切なものだし、子どもの頃からきちんと理解して、知識も身につけていくべきものだと思います。もっと早くから、学校の授業で取り入れてほしかったですよね。僕も大人になってから、自力で勉強しましたし。 僕の父は実直な銀行員だったのですが、亡くなったときに初めて借金を抱えていたことがわかったんです。そんなことも影響して、若い頃から、お金のことはちゃんとしなければいけないと思っていました。 奥さんとも結婚前から二人で保険に加入。子どもたちもそれぞれ学資保険をかけ、月々積み立てをしています。この積立保険のことは子どもたちには話していないのですが、将来お金が必要になって相談を受けたら、「ハイ、これはパパたちからのプレゼント」「自由に使っていいよ」と、渡そうと思っています。相談を受けることなく満期を迎えたら? うーん、僕と奥さんで好きに使っちゃおうかな(笑)。