衆議院選挙・比例中国ブロック、社民党の山口県連副代表が立候補表明「国民のための政治に変える」
次期衆院選の比例中国ブロックで、社民党が擁立する新人で党県連副代表の宮本輝男氏(68)が21日、山口県庁で記者会見を開いた。
宮本氏は同県萩市出身。県立萩高を卒業後、通信会社に勤務。その後、同県宇部市議を経て2019年の県議選で初当選し、1期務めた。国政選挙への出馬は初めて。
宮本氏は「働く人の賃金や高齢者の年金は物価高に追いついておらず、生活は苦しい。防衛費を増やす金があるなら、国民の暮らしの維持、向上に使うべきだ」と述べた。また、改正政治資金規正法については「真相究明にはほど遠く、内閣支持率も下がっている。国政を国民のための政治に変えていかなければならない」と出馬への思いを語った。