【ボートレース】予選で4日連続白星の高井雄基が優出へ上り調子「準優勝戦もこのまま行く」~芦屋ルーキーシリーズ
◆ルーキーシリーズ第20戦(26日・ボートレース芦屋・4日目) 高井 雄基(28)=愛知(5日目9R、12R準優勝戦に出走) 芦屋は初登場ながら、初戦で3コースからまくって白星を挙げると、1号艇の1走だけだった4日目も逃げて1着。連日先頭でゴールして4勝をマークと予選を軽快に駆け抜けた。「淡水の割に乗りやすいし、広くていいイメージが付きました」とあいにくの雨も吹き飛ばすような笑顔を見せた。 爽やかな見た目とは少しイメージが異なるが「絶叫系が好きで、今年はバンジージャンプやスカイダイビングに行きました」とアクティブな趣味を持つ。「結婚して1年ぐらいなんですけど、まだ子どもはいないので、行ける時に行こうと妻と話して2人で行ってきたんです」と、プライベートからチャンスを見つけて、しっかり行動に移す決断力がある。 落下系のアトラクションを好むが「今節もそうなんですが、自分のペラの形が固まっているのが大きい。調整も合わせやすいですからね」と、調子が上向いていることを実感中。1月からはB級に降格するとはいえ、10月に鳴門(ルーキーシリーズ第16戦)で自身2度目の優出。結果がリズムの良さを証明している。 準優勝戦に向けても「4日目もニードル調整ぐらいしかしていないし、準優勝戦もこのまま行くつもり。安定板が付いてチルトを0にするかどうかぐらいですね」と、強風予報への対応を考えるぐらい、慌てることのない仕上がりになっている。プライベートでも仕事でも、チャンスを逃さない。しっかりと優出切符をつかむ。
報知新聞社