【毎日ベスト3】日刊スポーツDB班が選ぶ特注調教タイムベスト3
<日刊スポーツDB班が選ぶ特注調教タイムベスト3> <1>フリームファクシ(土曜京都11R米子S) 12日の栗東坂路で自己ベストを0秒4更新する4ハロン51秒5をマーク。スタートから14秒7-13秒0と徐々に勢いをつけると、ラストも12秒1-11秒7の加速ラップでフィニッシュした。ラスト2ハロン23秒8はこの日の栗東坂路で2位タイとなる優秀な数字。中距離からマイルへ矛先を向けて今回が5戦目。いよいよマイラーらしいスピードと切れが身についてきた。そろそろ一発。そんなムードが漂っている。 <2>ブラックブロッサム(土曜京都10R保津峡S) 幸騎手を背に12日の栗東Cウッドを6ハロン84秒1で駆け抜けた。ジョッキー騎乗にしてはやや控えめな全体時計だが、馬なりのままラスト2ハロンは12秒1-11秒3と鋭い伸び脚。今回は22年7月以来の実戦となるが、2年近いブランクを全く感じさせない軽快な動きを披露した。4戦3勝とまだ底を見せていない好素材。超久々でもいきなり激走のシーンを警戒しておきたい。 <3>スマートジェイナ(日曜京都8R) 12日の栗東坂路で4ハロン50秒4を計時。オープン馬サトノルフィアンと並び、この日の1番時計をたたき出した。1勝馬ながら、オープン馬に引けを取らないスピードでの登坂は迫力満点。長期休養もあり、4歳夏にしてキャリアはまだ3戦だが、22年9月の新馬戦を単勝1・5倍の圧倒的支持に応えて快勝したポテンシャルは健在だ。母が重賞4勝のスマートレイアーという良血。血統面からも1勝クラスならあっさり勝ち上がって不思議はない。 【先週の結果】 <1>ランスオブサターン 土曜京都8R 5着(6番人気) <2>グットディール 日曜京都10R安芸S 11着(10番人気) <3>リッケンバッカー 土曜京都11R水無月S 5着(4番人気) ◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。