【都道府県別】2024&2025年度「後期高齢者医療制度」が値上げへ。最も保険料が高い都道府県はどこか
計画的な老後準備を
ここまで後期高齢保険料を都道府県別で比較してきました。 老後生活には、保険料の支払いなどの日常生活費に加え、予期せぬ出費が発生する可能性があります。例えば、病気や怪我による医療費、介護が必要になった際の費用などが挙げられます。 こういった老後資金はすぐに貯められるものではないので、できるだけ早くから計画を立て、毎月の貯蓄を始めることが肝心です。 例えばNISAやiDeCo、個人年金保険など、老後資金を準備できる金融商品を活用するのも一つの方法です。 投資にはリスクがつきものなので、リスクを理解し長期目線で行うことが大切です。 また、現在の医療保険を見直し、老後も使えるような保障が含まれているか確認しましょう。年齢を重ねるにつれて、医療費が高額になるケースも多く、十分な備えがなければ経済的に大きな負担となります。 安心した老後を迎えるには、今のうちからしっかりとした準備をしていくことが必要です。 この機会に、老後どのぐらいのお金が必要になるのか、どのぐらいの年金や保障が国からもらえるのかなど、将来について考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」 ・日本年金機構「Q.年金から所得税および復興特別所得税が源泉徴収される対象となる人は、どのような人でしょうか。」
菅原 美優