霜降りせいや、『シンお仕事ドラマ製作委員会』でMC まだドラマ化されていない職業を深堀り
片寄涼太、解体現場の衝撃エピソードに「リアルすぎて怖い」
お笑いコンビ・霜降り明星のせいやがMCを務めるテレビ朝日系『シンお仕事ドラマ製作委員会』が、5日午後10時30分から放送される。ゲストに伊集院光、アルコ&ピースの平子祐希、藤本美貴、3時のヒロイン福田麻貴、GENERATIONSの片寄涼太らが登場する。 【写真】相方・粗品も「さすがやな」と仰天したせいやの歯 同番組では、かつてないお仕事ドラマのヒット作を生み出すべく、まだドラマ化されていない職業の実態を深堀り。実際に働く方のお話を伺いながらドラマ製作会議を開き、“ドラマ化の種”を見つけ出し、最後に新しい“お仕事ドラマ”を製作する。 今回は、「退職代行」と「解体工」の2つのお仕事のうち、1つを実際にドラマ化する。ショートドラマを実際に作るのは、カンヌ国際映画祭でも認められた実力派俳優陣とクリエイターが集結する“ショートドラマ専門制作チーム”の「シバケン」。せいや率いるドラマ製作委員会が“超真剣”にドラマを製作し、テレビ朝日のドラマ枠を本気で狙う。 まず解体工のお仕事では、解体会社の社長と現場で働く女性スタッフに実際に話を聞きながらドラマ化するべく会議を実施。全国の空き家が過去最多となっている現在、解体工は大活躍。ハンマーやバールで壁を打ち壊す光景に福田は「GTOの1話や!」とドラマの名シーンを彷彿(ほうふつ)とさせる場面に興奮。「全体の1%しかいない」という女性解体工の貴重な体験談の数々に「女性主人公でストーリー書けるのでは?」「ショムニみたいに男性社会で戦う女性チームとか?」と、どんどんドラマのアイデアが生まれる。さらに、解体現場で発見された衝撃のエピソードに委員会も騒然。「屋根を解体していたら下にはとんでもない光景が……」「隠し部屋を発見し地下に続く階段が……」などの実話に、「リアルすぎて怖い」と片寄も驚き。なかなか知ることができない解体工の裏話に、伊集院からは「ギャラクシー賞狙いにいけるんじゃない?」という発言も飛び出した。 次にリサーチをしたのが、近年利用者が急激に増え始め、退職者の6人に1人が利用しているという退職代行。実際現場で行われているリアルな交渉過程を紹介する。「3回回ってワンと言え」「男性上司が女性社員のワンピースを……」といった、“未だにこんなブラック企業があるのか”という衝撃の退職理由に、藤本は「昼ドラの世界みたい」と驚く。さらに、退職代行スタッフがどのようにリフレッシュしているのか、業界用語など、普段は語られない裏話も大公開する。「決めゼリフを作ったらどうか?」など、ドラマ化へのアイデアも続々と登場。普段は主演俳優も務める片寄が提案するキャスティング案にスタジオは大盛り上がり。どのアイデアが採用されたのか、そしてスタジオメンバーが描いた主人公像と物語に注目が集まる。 収録を終えたせいやは「もう本当にすごかった! アイデアを出す段階のところをテレビで見せるってあんまりない。果たしてどうなるのか……お楽しみに!」とコメント。片寄は「いろんなアイデアが出て刺激的でした。ドラマにも出てみたい!」と出演側にも興味津々。平子は「眠れないときに頭の中でショートドラマ作りながら寝たりすることもあるので楽しいですね。居酒屋で朝までやりたい(笑)。これがもし長尺のドラマになった時には少し泣くかも」と製作側の喜びも実感した。 以下、出演者コメント。 ○せいや(霜降り明星) 「楽しかったです! スタジオメンバーは年齢も芸歴も違うんですけど、みんながこれまで見てきたドラマのこんなのがいいよね! と盛り上がって、最後は『すみません! 終わりです!』と言われてしまい……アイデア出すぎてまとまらずに終わるという(笑)。もう本当にすごかったです! アイデアを出す段階のところをテレビで見せるってあんまりないなと思いました。いいアイデアが出すぎて悩ましいです。果たしてどうなるのか……。お楽しみに!」 ○伊集院光 「収録前日は午前3時までラジオをやって、4時までYouTubeをやって、9時入りということに心が折れそうになったんですけど、びっくりするくらい超楽しくて話し尽くしましたね。例えばですが音効さんなど、僕らも普段すごくお世話になっているのに分かっていない仕事がいっぱいあると思います。“医療モノ”となると、お医者さんの職業ドラマを思い浮かべますが、医療機器をお医者さんに提供する会社は……とか本当は手のついてない職業のジャンルいっぱいありそうですよね。出来上がったドラマは僕らもオンエアで見ます! 一緒に見ましょう!」 ○片寄涼太(GENERATIONS) 「出演者の皆さんがいろいろなアイデアをお持ちで、そしてそれぞれ世代が違うアイデアがあって、すごく刺激的でした。最後にアイデアが出すぎて、どういう話になったのか……話しながら混乱していくぐらいの勢いで、とにかく面白かったです! (ドラマにも)出てみたいです! 今、短い尺の縦型動画でドラマを配信するのも主流になってきているので、短い尺でどう視聴者のみなさんを楽しませるかというのも、出演者側として勉強したいです」 ○平子祐希(アルコ&ピース) 「“退職代行”“解体工”どちらも知ってはいたんですけど、中の方のお話を聞かないと知れない興味深いお話がたくさんありました。少しドラマに出させていただいたことはあるんですが、僕は考える側の方が好きかなと(笑)。ドラマ・映画を見るのが好きで、眠れないときに頭の中でショートドラマ作りながら寝たりすることもあるので、楽しいですね。居酒屋で朝までやりたいですよね(笑)。世の中に出ているドラマはこの製作過程を経ているわけですし、これがもし長尺のドラマになったときは少し泣くかもしれないです。『俺のあの時の意見入ってる!』みたいな。僕は普段演者側ですが、製作側の喜びはそこなのかなと。いいドラマができるのを楽しみにしています!」 ○福田麻貴(3時のヒロイン) 「“退職代行”と“解体工”どっちも見たことないし、見たすぎる。まだ見たことのないドラマがあったのか……みんなで考えるとこんなアイデア出るのか……と。アイデアが湧き出すぎて、逆にまとめる方は難しいと思います。普段はおめかししている女性が現場ではかっこいい、終わったらきれいに帰っていくみたいなギャップもいいですよね! 楽しすぎました!」
ENCOUNT編集部