「ぜひやめてみてください」香水のプロが教える「やらない方がいい」やりがちなつけ方
あくまで自然。ふんわり香る匂いに、ついつい振り返ってしまう。いくらフレグランス自体がいい匂いでも、つけ方によって全くその香りの感じ方は違ってくるもの。理想はさりげなくほのかに香る清潔な匂い。いつもの香水のつけ方が実は誤っていることも? あらためて正しい使用方法やコツなどの基礎知識を香りのプロがレクチャー。 ≫【写真・香水のプロに聞いた正しいつけ方▶全10のテクニック一覧】実は間違いだらけ「すれ違ったときにいい匂い」つけ方・選び方の正解 【つけてはいけない部分】 汗をかきやすい場所。汗と香水のニオイが混ざると嫌なニオイになってしまう可能性があるので、脇や足の裏などは避けた方が良いです。あとはデコルテ部分も、暑い季節は避けた方が無難。香水はアルコールが含まれているため、髪の毛につけるとダメージになるのでココにも注意。たくさんつけたからといって持続時間は長くなりません」(吉澤さん・NOSE SHOP) 【つけた箇所はこすらない】 摩擦で香りの粒子がつぶれるため、つけたところをこするのは絶対にNG。本来の香りを発揮できず、香りが長続きしない原因となります。手首の脈が感じられる部分を軽くたたき合わせるか、何もせずに放置するくらいで(峰松さん・PHAETON Fragrance Long Bar) 【雨の日に気をつけたい分量】 湿度が高いと空気がこもり、香りを強く感じやすくなります。つける量を減らすか軽めの香りを選ぶこと。オリエンタル系、中でもバニラなど甘さの強い香りや、ムスクなど動物性の香りは避けて。自分では少し物足りないくらいの量をつけるのが基本ですが、雨の日は「いつも以上に軽く」を心がけて」(峰松さん・PHAETON Fragrance Long Bar)
Composition&Text_GISELe