ONE N’ ONLYが 47都道府県ツアーを完走!「みんなが幸せになれるグループに」笑顔で締めくくったパシフィコ横浜公演ライブレポート
この先も上へ! それぞれのメッセ―ジ
最初から最後まで、SWAGを熱狂の渦に巻き込んだまま駆け抜けたワンエンだが、まだ終わらない。 暗転すると、47都道府県のツアーを振り返るVTRが流れ、オフショットも満載の映像に、SWAGの視線も釘付けに。 そして、アンコール1曲目となる「Step up」では先ほどのバルーンのアイテムを手に、客席から登場し、まずはSWAGを驚かせた。 KENASHINが改めてアンコールのお礼と共に「愛してるぜ」と伝え、そのまま客席で「Call me」を。1階だけではなく、メンバーそれぞれが2階席、3階席を丁寧に巡り、SWAGに感謝を伝えていく。全員がステージに戻り「俺らのこと好き?」とNAOYAが問いかけると客席からは力いっぱいの「大好き」というレスポンスが。そんな声に「俺らはその何倍も……好きだぞ」と笑顔を浮かべ、会場をとろけさせた。 5ヶ月をかけて廻った47都道府県ツアーも、残すところあと1曲。改めてメンバーからSWAGに向けてメッセージが送られた。 まずはNAOYA。「始まる前はめちゃめちゃソワソワしててドキドキしてたんですけど、始まったらあっという間に終わりに向かってて。今回47都道府県ツアーという僕たちもやったことがない、長い長いツアーだったんですけど、今回、このツアーをやって全国に僕たちを応援してくれているSWAGがいるんだな、ということを直接感じられたのが本当に嬉しいです」と感謝の想いを伝えた。でも、ここで終わりじゃない、と強い意志をにじませる。「Hook Upはこの先もどんどん、どんどんしていこうと思いますし、もっともっとみんなに大きい景色を見せたいし、僕たちを支えてくれているスタッフのみなさんにも恩返ししたい。ONE N’ ONLYはまだまだ突っ走っていいきますので、応援よろしくお願いします!」 「話したいことはたくさんあるんですけど」と切り出したのはEIKU。「ファイナル、本当に全力で届けられたかな、と思っております。長かったようで短かったような感じなんですけど、メンバーがいたから、裏でたくさんのスタッフさんが動いてくれたり、そしてSWAGだったり。みなさんの気持ちが僕の心にしっかりと届いています。本当に素晴らしい景色を見せてくれてありがとうございます」でも、ここは通過点、とEIKUも力を込める。「僕たちはどんどんどんどん大きくなっていきます。そのためにはSWAGの力がないとダメだし、それこそスタッフさんの力も必要だし、それに応えられるように毎日毎日精進していきたいと思います!」と決意を語った。 KESHINは「楽しかったですか!」とまずは客席に向かって問いかけ、歓声に「俺も楽しかったです」と満足気な表情を浮かべた。「47都道府県ツアー、始まる時は長いツアーになるのかなと思っていたんですけど、本当に47都道府県に本当にSWAGがいて応援してくれている方がいて、今日こうやってパシフィコの景色をワンマンで見るみことができました。本当に嬉しいですね」と噛み締め、「パシフィコの景色見られるのかな、と思った時期もあったんですけど、こうやってみんなの応援ひとつひとつで、こんな素敵な景色を見せていただけて。本当にありがとうございます。日頃、生きていたらいろいろあると思うんですけど、ONE N’ ONLYがみなさんの心の支えに少しでもなれたら良いな、って思いますし、ストレス発散したいなというときはまたワンエンのライブに来てほしいな、と……」とここで噛んでしまうKENSHIN。 メンバーからツッコミを受け「いまめっちゃいいところだったのに!」と言ったあと、キリッとした表情を見せ、「もう、ひとつだけ! ありがとう、まじで!愛してるわ、総じて!」。「今日、ずっとなんかテンションがやばくて」とはにかみ、会場も笑顔にした。 「2日後には6年目に突入します」とREI。5周年企画のひとつだった47都道府県ツアー。そのツアーを走り終え「改めてすげえいいグループに入ったな、と本当に思います」と言うと会場からは拍手が。「正直余裕もない中でした。その中でメンバーみんな明るいんですよ、毎日バカやって。ちょっとの嫌な気持ちって、ずっと回っていくと、どんどん嫌な方向になっていくと思うんですけど、それをさせないグループというか。いつも本当に支えてもらっています」。さらに、ここに来るまでの自身の想いについても振り返った。「この景色見るのってもっと早いって慢心抱いてました。二十歳ぐらいのときには見られだろうな、って。俺絶対すげぇもんって勝手に思ってました。でも(メンバーの)みんながいて、SWAGがいてたくさんの声があって、一つ一つ大事にして、やっと見られたな、と。この景色がこんなに価値のある景色なんだな、と今しみじみ思います」。 ファンからは、今日絶対に泣くだろうと言われていたそうだが、「なぜかいまちょっとね、グッとね、熱いものが込み上げてきたんです。それはなんでかっていうと、まだまだもっと僕たち上に行けると思ったんです」と言うと大きな拍手が沸き起こった。「僕たちだけじゃない、みんなの、SWAGの声があったからなんです。改めていいファンと良いメンバーに囲まれて、死ぬまでやめないです、このグループ!」そして、メンバー、会場にいるスタッフ、SWAGに向けて「全員を心から愛してます!」と力強く伝えた。 続くTETTAは「いやあ、嬉しいね」としみじみ。「やっぱり47都道府県、回ってよかったな、って本当に心から思ってます。一公演一公演大切にしてきて、SWAGとの距離も縮まったと思ってるし、それがあったからこのパシフィコでこのすばらしい景色が見られてると思っています。もう嬉しすぎて……」と言葉を切り、「泣かないですよ」とちょっといたずらっぽい笑顔をにじませる。「今日、絶対泣かないって決めてるんです。それはやっぱり僕の中で夢でもある日本武道館に絶対に行きたいという気持ちがあるので。そのためにはSWAGの力が本当に必要です。そしてスタッフのみなさんも、メンバーの力もないと、全員の力がないと絶対にいけないんです。だから、みんなでもっと上の上のステージ、目指しましょう!」 そしてラストはHAYATO。「さあ順番が回ってきてしまいました」と言って笑いを呼んだあと「やっと言えます、SWAGのみんなもメンバーも、一緒に回ってくれた支えくれたスタッフさんみんな、このツアーお疲れ様でした!」とねぎらった。 「ありえない期間で47都道府県回ったと思います。こんな挑戦させてもらえる今のこの環境がありがたいな、と改めて思っています。一年前ぐらいにパシフィコに立とうとしていて。でもなかなかワンマンで立てなくて、すげぇ悔しかったし、こうやって活動しているどうしても上へ上へとか、大きく大きくって意識しすぎて、上手くいかない時もたくさんあるんです。でもそんなときにこの47都道府県ツアーが始まって、どこか失っていたライブを純粋に楽しむ気持ちだったり、SWAGの地元や故郷の空気を感じながら、一緒にライブを楽しむあの空間を一公演一公演、大事にしてて、47公演分の思いが胸に蓄積されてて。この景色をやっと見ることができました」でも、ワンエンはここでは止まらない、ということをHAYATOも語った。 「俺、夢めちゃめちゃでかいからさ。ワールドワイドなグループになるとか言ってるから。まずは挑戦もしつつ、いろんな立ちたいステージだったり、みんなと一緒に見たい景色だったりを全部見てやろう、っていう自信をこのツアーでみんなからもらいました。みんなも応援してくれるから、その分、僕らもみんなの夢だったり目標を全力で応援したり、曲を聞いたら少しでも幸せになれるようなそんなグループになっていきたいな、と改めて思いました」そして、「本当に俺らについてくれば、みんなの人生……人生って言いたかったんだよ(笑)。みんなの人生、ちょっとでも豊かにするんで。ここに約束します。まだまだONE N’ ONLYについてきてください」 そして、「ラスト、最高にAll outしようぜ!」と会場全体でコール&レスポンスをし、ラストは「My Love」。笑顔を弾けさせ、楽しそうに歌う6人。 そして、「47都道府県ツアーこうやって走り抜けていけたのもSWAGみんなの応援があったからです。最後みんなで一緒に歌ってくれー!」とKENSHINが呼びかけ、会場で大合唱。その歌声を噛み締めるように、耳を傾ける6 人の姿が印象的だった。 「名残惜しいけどまだまだ俺らの旅は続くんで、これからも引き続き応援お願いします。今日ここでHook Upして、All outした仲間だから。また絶対、集まってライブしようぜ!」とHAYATOの言葉にSWAGも歓声で応えた。 最後までSWAGに愛と感謝を伝え続けたワンエン。ずっと笑顔だったのは、きっと、その先の未来を見据えているから。 終演後には秋のホールツアーの開催が発表された。ツアーの最終公演は自身最大のキャパシティとなる東京ガーデンシアター。 ONE N’ ONLYは、さらに、上へ、上へと駆け上がっていく。 【セットリスト】 M1:Fight or Die M2:I'M SWAG M3:Shut Up!BREAKER M4:Category M5:YOUNG BLOOD M6:Beautiful M7:QUEEN M8:What's Your Favorite? M9:DEJAVU M10:メドレー ALL OUT Turn it up Set a Fire L.O.C.A LA DI DA Sexy Beach Party Yes!! DOMINO M11:Video Chat M12:Freaking Happy M13:Nice Guy M14:HOLIDAY M15:GIFT M16:You are M17:OPEN M18:Hook Up M19:EVOL EN1:Step Up EN2:Call me EN3:My Love 取材・文/ふくだりょうこ、撮影/笹森健一/小坂茂雄/草間智博