祖母宅を片付けていたら大きな瓶に入った「大量の小銭」を発見。これも遺産? 自分たちで数えて申告しなくてはならないのでしょうか?
亡くなった人の現金を見つけたら相続人全員と管理・共有しよう
亡くなった人の家を掃除した際に、現金が見つかるのはよくある話です。大量の小銭が見つかって自分や家族で数えるのが困難な場合は、銀行へ持ち込んで入金や両替といった方法で正確な金額を確認してください。ただし、枚数が一定数を超えると手数料が発生するため、持ち込む際には注意しましょう。 すでに亡くなった人の現金を見つけたら、相続財産として取り扱われます。相続人全員に内容を共有するだけでなく、相続税の申告が終わっている場合は、納税額に変更があるため修正申告を行う必要があります。 納付したタイミングがいつだったのかに加えて税務署の通知後の納税になると、延滞税や過少申告加算税を納付しなければなりません。修正申告について分からない場合は、税務署か専門家にアドバイスを受けるとよいでしょう。 出典 デジタル庁 e-Gov 法令検索 民法 国税庁 No.2026 確定申告を間違えたとき 国税庁 No.9205 延滞税について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部