アスクルが自社専用対話型生成AIツールを全社に導入。業務効率化、デジタルリテラシーの向上につなげる
アスクルは、自社専用対話型生成AIツールを全社に導入し、実業務での活用を開始した。 ■ 全社員のリテラシー向上、業務効率化を目的として導入 導入したツールは、Microsoftが提供する「Azure OpenAI Service」を利用したアスクル専用対話型生成AIツール。アスクル社員は、セキュリティが担保された環境で、ツールにダイレクトメッセージを送ったり、メンションしたりすることで、チャットボットとの対話が行える。
たとえば、既存のチャンネルやグループで会話するなかで、チャットボットを会話に追加することができ、アイデア発案、文章の要約などを自社専用対話型生成AIツールに依頼することができるという。
ツール導入にあたり、アスクル社内で教育体制を構築。次のような講座などを実施する予定だ。 1. eラーニングの実施:アスクル全社員が、基本的な使い方、セキュリティ上の注意についてオンライン学習を実施。理解度テストを行う。また、チャットボットへの質問のコツや質問の向き不向きなどを習得する 2. 知の共有会(社内勉強会):希望者を対象に、ツールの特性や詳しい使い方について、実践・質疑応答を交えた勉強会を実施。理解を深めると共に、実業務での活用を促進する