阪神・青柳 昇格準備OK 4回0封6奪三振と好投「感覚的には良かった」 10日DeNA戦で先発予定
「ウエスタン、オリックス0-3阪神」(1日、ほっともっとフィールド神戸) イニングを終えるごとにバッテリーで言葉を交わし、表情を緩めた。雨のぱらつく中、阪神・青柳が予定通りの4回を投げきって3安打無失点。「感覚的には良かったですし、前回京セラで投げたよりも状態はいいのかな」と笑顔を見せた。 上々の立ち上がりだった。初回、先頭の杉沢を遊ゴロに打ち取ると、小田はスライダーで見逃し三振に。「苦手」とする続く香月は直球で見逃し三振に仕留めた。三回は満塁のピンチを背負ったが、トーマスを外角低めのシンカーで空振り三振に。計6奪三振に「三振を取りたいところは取れた」とうなずいた。 約3カ月ぶりに1軍復帰した前回8月22日・ヤクルト戦(京セラ)は、6回2失点(自責1)と粘投。スライダーを課題とし「(リリースポイントが)後ろの感覚があったので、前に」と1週間の間に調整した。 「これを継続できたら上でもしっかりしたピッチングができる」。先発が濃厚だった同31日の巨人戦(甲子園)は台風の影響で中止。次回は10日のDeNA戦(甲子園)で先発の見込みで、間隔は空くが準備はできている。