【西武】隅田知一郎が倍増でサイン「毎回侍ジャパンに」 オリ宮城にはライバル心「負けたくない」
プロ野球・西武の隅田知一郎投手が2日、球団事務所で契約更改を行い、倍増の推定4000万円でサインしました。 【画像】好投をみせた隅田知一郎投手 球団から「昨年と比べてしっかり成長もしてきている。引き続きチームに貢献して欲しい。貴重な左の投手なので、球界のエースを目指して欲しい」と声をかけられたという隅田投手。 1年目の昨季は1勝10敗と大きく負け越しましたが、2年目の今季は9勝10敗、防御率3.44の成績を残しました。 「信頼してもらえないと、(試合の)終盤には投げさせてもらえない。自分がマウンドで表現して信頼をつかみつつあると思うので、もっと信頼をしてもらえるように。それができればもっと終盤に投げさせてもらえる」と今季を振り返りました。 11月のアジアプロ野球チャンピオンシップ2023では侍ジャパンにも選出され、韓国戦に先発すると7回7奪三振無失点の好投を見せました。 「ライオンズでもエースになりたいですし、球界としても毎回しっかり侍ジャパンに呼んでもらえるように、もっと成長していけるように頑張りたい」と話した隅田投手。 来季は「三振をたくさん取って、そこでタイトル争いをしたい。三振をたくさん取るためには、イニングもしっかり投げないといけない。そこを目指すことで、イニングも投げる上で狙う数字になってくる。150~160イニング投げて、180奪三振ぐらいは取りたい」と、初のタイトル獲得へ意気込みました。 自主トレはソフトバンクのベテラン左腕・和田毅投手と共に行い、長いイニングを投げられる強い体を作る予定。 1番気になる左腕にはオリックスの宮城大弥投手を挙げ、「左投手では球は速いですけど、どちらかというと技巧派だと思う。投手としてのタイプは似ている。日本を代表するような左投手なので、負けたくない」と話しました。