父親役の松村北斗、パパ呼びに照れも「すでに板についた感じ」 松本若菜も太鼓判「親子感が出来上がっている」
――松本さんは芸歴18年目にしてGP帯連続ドラマ初主演となりますが、座長としてどのように振る舞っていこうと考えていますか? 松本:あまり気張りすぎるとズコっとなってしまうタイプなので。でも、西園寺さんのセリフで「迷った時はワクワクする方」というのがあり、みんなで1つのものを作り上げていく中で、迷うことや、どれが正解かわからないこともあると思いますが、「ワクワクする方に行きましょうよ」と言えるような座長でありたいなと思っています。 ――西園寺さんを演じる上で意識していることを教えてください。 松本:原作にしっかりとリスペクトを持ちながら、ドラマ版でもみんな一丸となって頑張って『西園寺さんは家事をしない』を作り上げていこうという気持ちでいますが、見てくださる方に肩の荷が下りるような瞬間というか、楠見くんだったら子育てだったり、西園寺さんだったら家族がうまくいってないチグハグなところだったり、仕事を頑張っている一面だったり、そういうところで、こうすれば時短になるなとか、こうすれば楽に生きられるなとか、そういうヒントをもらえる作品なのではないかなと。随所随所で素敵なセリフや言葉があるので、そういうのを聞いてもらえるとうれしいです。 ――松村さんはシングルファーザー役ですが、役作りで意識されていることや、親子関係の築き方についてお聞かせください。 松村:以前、父親役は演じたことがあったので、その時の知識や体験も合わせつつ、現場で実際にルカちゃん役の瑛茉ちゃんと触れ合うというのを大事にしてみようかなと。それが成功の道かはわかりませんが、そこに何か光がありそうで、とにかく今は毎日瑛茉ちゃんと触れ合って、その中で何かないものかなと思いながら過ごしています。 ――役柄上「パパ」と呼ばれるというのはどういう心境ですか? こっぱずかしかったですが、瑛茉ちゃんに助けられました。最初から「パパ」と呼んでくれて、負けてられないなと思いながら、瑛茉ちゃんに対して「パパも一緒にやっていい?」と話しかけるようになって、すでに自分の中で板についた感じがあります。 松本:完全に親子感が出来上がっていますよ! (瑛茉ちゃんが)疲れているだろうなと思ったら、私が声をかける前に松村さんが抱っこしてあげて、瑛茉ちゃんも委ねるままずっと抱っこされていて、2人が話しているとあまり近づけないみたいな(笑) 松村:まだちょっとデレデレパパな感じがしますよね(笑) 松本:デレデレパパは出てるよ(笑)