「集団ランニング」は市民の脅威…ソウルの総合運動場、5人以上のグループ走行規制
【10月07日 KOREA WAVE】ソウル市瑞草区は1日から、区内の盤浦(パンポ)総合運動場で「5人以上のグループ走行を禁止する」という新たな利用規則を施行している。5人以上のグループで運動場を走る場合、それぞれの間隔を2メートル以上空けることが求められ、違反した場合は退場させられることもある。 同運動場では、グループで走るランニングクルーが人気を集めている。一方で、トラックを利用する他の市民にとっては迷惑な存在になっているようだ。また100人規模のクルーがトラックを占有し、歩行者がトラックの外に追い出される事態も起きているという。 市民の間からは「突然30人ほどのグループが集団で走ってきて、脅威を感じる」「トラックにテーブルを設置して水を置いている人もいる」などの意見が上がり、9月だけで9件の苦情が寄せられた。 このような状況を受け、運動場を管理する瑞草区は新たな利用規則を施行した。区関係者は「一部のグループが暴力的な言動を伴い、大規模に走ることで市民に身体的・心理的な脅威を与えている。今回の措置はさまざまな利用者の安全を守るための対応だ」と説明している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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