年齢とともに気になる「薄毛問題」。意外と知らない"抜け毛と脱毛"の違いとは? 対処法を米専門医がアンサー
脱毛で病院を受診するべきタイミングは?
あまり深くタイミングを伺わず、「抜け毛が増えてきたなと気づいたら、皮膚科医を訪ねてみましょう」と、有資格皮膚科医キャンデイス・ソーントン・スパン医師。 頭頂部が徐々に薄くなってきた、その範囲が広がってきた、頭皮にまだら状に毛のない部分ができてきた、全体的に髪の密度が減ったなどは、基礎疾患が原因である可能性も高い。脱毛も早期治療がベストなので、そういったサインを見逃さずに、できるだけ早く医師に相談することが重要だ。 痒みや痛み、頭皮が剥がれるなどの症状が伴う場合も危険信号のため、軽く考えずに早めに、診察の予約を取るよう、ラバック医師は勧める。特に極度の脱毛家系の人や基礎疾患のある人は注意して。 また、サプリメントや栄養ドリンクを飲んでいるから、と過信しすぎないようにすることも大切。栄養補助食品はあくまでも食生活を補助する目的の製品であって、薬ではない。つまり、病気の治療や診断、緩和、予防、治癒を目的としたものではないのだ(とくに、妊娠中や授乳中は栄養補助食品の摂取に注意しよう)。また、医師に推奨された場合でない限り、それらの製品を子どもに与えることはおすすめできない。 ※この記事はPreventionからの翻訳をもとに、日本版『ハーパーズ バザー』が編集して掲載しています。データや研究結果、医師の発言はすべてオリジナル記事によるものです。
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