石破茂と山崎拓が「料亭会合」の中身を大暴露!本当は呼ぶはずだった「総理候補」の名前
岸田総理本人がどれだけ望んでいようがこの状況では解散など打てまい。岸田はもう死に体だ―そんな気配を感じ取ったのか、永田町では「ポスト岸田候補」が一斉に蠢き出した。 【一覧】「裏ガネ総選挙」で落選する議員の全実名はこちら…! 前編記事『永田町を駆け巡った「7月解散」メールー岸田総理が抱く誇大妄想に麻生太郎が大慌て』より続く。
「料亭会合」で話された中身
まず動きを見せたのが世論調査の「ポスト岸田ランキング」で1位を独占しつづける石破だ。5月14日、新橋の料亭「金田中」で小泉純一郎元首相や山崎拓元副総裁ら重鎮と食事をともにした。小泉氏らは石破に「総理になるための心構え」を説いたというが、実際は何が話し合われたのか。石破本人に会の様子を尋ねた。 ―元総理らとの食事会に注目が集まっていますが、どんな会でしたか? 「俺が着いた頃にはみんな出来上がっていたよ。急に呼ばれたもんだから、用があって1時間半も遅れてしまった」 ―山崎さん曰く、「小泉さんの指導を頷いて聞いていた」とか。 「そりゃ、『違います』なんて言えないだろう。ああいう会合はやることに意義があるんだ」 ―石破さんは「当面は岸田総理を支える」と言ったとも。 「『当面』というと、今は支えるけど後は知らないという話になる。だからそういう言い方はしていない。何が起こるかわからん。常に何があってもいいように準備だけはしておかねばならん。 小泉さんには『君は義理と人情に欠ける』と言われたけれど、そんなに欠けとるとも思わんけどね(笑)」 ―総理になってもいい準備はすると? 「総理大臣になっていいことなんて一つもない。なったその日からボロカスに言われる。ただ12回も当選して、大臣も幹事長も政調会長もやって、『次の総理大臣にふさわしい人』として上位に選んでもらっているのに、『なんの準備もしていません』では済まんだろう」 口ぶりこそ控えめだが、総裁への意欲を隠さなかった。石破にとってはこうして注目を集め続けることが、「総理への道」につながるのだろう。 石破を会に招いた山崎氏にも話を聞いた。 ―なぜ石破さんを? 「僕は外交安保が専門だが、総理大臣には各国の首脳と堂々と渡り合える力が必要。そんなトップリーダーは石破しかいない。ただ仲間内の評判が悪いのがな。だから小泉さんが彼に、義理人情について諭したんだ」 ―石破さんは「岸田政権を支える」と言ったそうですが。 「あれは模範解答を言っているだけ。石破が次の総裁選に立候補するという意思は固い」