子どもたちに豊かな感性を育んでもらおうと、出雲市の幼稚園で、園児とアーティストがアートを通じて交流しました。 17日に出雲市の平田幼稚園を訪れたのは、松江市の「こーたさん」。書家で、その瞬間に感じたことをメッセージとして伝える『路上詩人』として活動していて、約30人の園児とアートを通じて交流しました。 こーたさんがまず披露したのは、書道パフォーマンス。 縦1.5メートル、幅3メートルの模造紙に、「心の中に生まれた輝きこそみんなの笑顔の力」とメッセージを書き上げると、園児たちも大喜びです。 続いて、園児たちはこーたさんが見守る中、4メートル四方の模造紙にクレヨンや水彩絵の具を使って、思い思いの色使いで電車やキャラクターなど、自分の好きな絵を描きました。 こーたさん： すごく面白い発想があったり、こんなやり方をやるんだという想像もつかないやり方をやったりとか、逆に僕も表現する力をもらった。やっぱり、子供たちのように表現することを楽しむことで、誰かの力になったりとか、みんなで笑ったりとかできるといいなと改めて感じました。 園児たちが仕上げた作品は幼稚園に飾られ、保護者や地域の人たちに見てもらうということです。