福島市でごみ減量説明会 市職員が開封調査の概要など説明
福島市のごみ減量説明会は9日、市内の渡利学習センターで始まった。分別ルールを守らない「違反ごみ」の開封調査の概要などを市職員が説明した。 地域住民ら約80人が参加した。市ごみ減量推進課の担当者が開封調査の狙いや、違反ごみを確認した場合の対応の流れを説明した。資源物が袋の半分以上混入している可燃ごみや、事業系ごみの可能性が高いと判断した物などが対象となり、外見では排出者が特定できない場合に限り開封するとした。 普段から市に問い合わせが多く寄せられているごみの排出方法や分別区分などにも触れた。 参加した市内小倉寺の80代無職女性は「分別方法に迷うことがあったので、説明を聞けてよかった。ごみは責任を持って出すべきであり、開封調査は必要だと思う」と話した。 説明会は市内全地域を対象に支所単位で順次実施する。 (県北版)