蘇州の死傷事件、中国人男を起訴 日本人母子負傷、案内係が死亡
【上海共同】中国江蘇省蘇州で6月、日本人母子らが刃物で切り付けられ死傷した事件で、当局が、拘束していた事件当時52歳だった中国人の男を起訴していたことが27日、分かった。日中関係筋が明らかにした。 日中関係筋によると、男は事件前に市外から来ており、仕事や家族がなく孤立感を深めていたという。中国当局は詳しい犯行動機を明らかにしていない。 事件は6月24日午後に発生。日本人学校のスクールバスを停留所で待っていた30代女性と未就学の男児が男に刃物で切り付けられ負傷。バス案内係の中国人女性、胡友平さん=当時(54)=が刺されて死亡した。