移動サービス「つなモビ」がつなぐ注目の「停留所」を紹介 焼津の老舗から新名所まで【フジヤマ6】
静岡県焼津市で12月15日まで、商店や観光施設など45カ所に設けられた「停留所」を結ぶ移動サービス「つなモビ」の実証実験が行われている。市内外から多くの客が訪れ、交流とにぎわいを創出する拠点となっている「停留所」。その一部を紹介する。 【写真を見る】移動サービス「つなモビ」がつなぐ注目の「停留所」を紹介 焼津の老舗から新名所まで【フジヤマ6】 ◆御菓子司 角屋 創業明治43年(1910年)の老舗。主力商品は「鰹サブレ」と「みそまんじゅう」。カツオをかたどったサブレのパッケージは魚を運ぶための「トロ箱」を、「みそまんじゅう」は船の形をイメージしている。 ▽焼津市本町5-7-8/054(628)3870 ◆足平蒲鉾 幕末の文久3年(1863年)創業。160年以上の歴史がある老舗。「ごぼう巻き」は、年末に1日5000本が売れることもある。 ▽焼津市本町6-7-9/054(628)3008 ■焼津といえばツナ ◆つくだ煮みさき 看板商品「まぐろ角煮」は、切り方にこだわりがある。同店の梅原綾さんは「なるべくお魚の味が伝わるように大きめにカットしています」と話す。火曜、金曜、日曜限定で、魚を使ったおにぎりを販売している。 ▽焼津市東小川1-3-19/054(628)2403 ◆TUNALABO 焼津市役所の近くにある。13種類の瓶入りツナ「おつな」を販売している。試食無料。関根仁社長はもともと都内で魚専門の小料理店を経営していたが、自身の「ツナ好き」が高じて専門店をオープンした。 「ツナ缶というと醤油とマヨネーズが定番だが、ツナはいろいろな食材と合うので、ツナの可能性をどんどん見つけていきたい。そんな思いを込めて、ツナラボ。研究所という名前をつけています。ここ焼津では、ここでしか作れないツナが作れる。最高の場所ですね」(関根仁社長) ▽焼津市本町1-10-4/054(625)8408 ■漁具の倉庫が生まれ変わった複合施設 ◆焼津PORTERS 漁具の倉庫を改装した複合施設。飲食店のほか、サウナやコワーキングスペースがある。ホテルもオープンしたばかり。おむすび専門店の「こめふく」では、客が「ストップ」というまで、焼きおむすびにカツオ節をかけ放題だ。 ▽焼津市中港3丁目1-16/054(631)6016
◆Cheese Pige焼津本店 チーズ好きの女性3人が立ち上げたチーズスイーツ専門店。人気の「クッキーチーズサンド」は10種類以上が並ぶ。 ▽焼津市三ケ名1139-1/054(639)5518 ■海岸近くのカフェ ◆あたびーcafe 浜当目海岸近くにあるカフェ。沖縄そばやタコライスを味わえる。焼津の海岸で集められたシーグラスのアクセサリーも販売している。 「つなモビは、お店を知っていただくいい機会になっている。外国人観光客がよく来てくださるようになりました。ゆったりした気持ちで来ていただけると嬉しいです」(長谷川純子店主) ▽焼津市浜当目4-13-18/054(639)6768
静岡放送