【宝塚記念追い切り】ベラジオオペラGⅠ連勝へ文句なし!オープン馬置き去りのラスト10・8秒
[GⅠ宝塚記念=2023年6月25日(日曜)3歳上、阪神競馬場・芝内2200メートル] <栗東>ベラジオオペラはデビュー時から馬体の緩さが課題だったが、陣営はその将来性に大きな期待を寄せていた逸材。前走の大阪杯で念願のGⅠタイトルを奪取すると、その勢いは止まらない様子でこの中間も気配の良さは際立っている。1週前追い切りではウッド併せ馬を行って、ラスト1ハロンは10・8秒という抜群の切れで併走相手のオープン馬を置き去り。格の違いを見せた。 上半期を締めくくる大一番へ向けての最終調整も、1週前に続いて上村調教師自らが騎乗。坂路単走の馬なりで4ハロン54・3秒と静かな追い切りではあったが、先週の時点ですでに態勢は整っていたことを示すように、弾力に富んだフットワークで気配に関しては文句なしだ。「暑さを避ける意味もあって、朝一番の涼しい時間帯を選んで調整している。大阪杯よりさらに相手は強くなるが、悔いの残らないようにしっかりと仕上げてきたつもり」と上村調教師は万全の態勢をアピール。
東スポ競馬編集部