今日からFA解禁、最大6人に宣言の可能性!
中日の平田は、この2日に、まず球団と残留交渉のテーブルに付く。そこでの交渉結果が、FA行使に大きな影響を及ぼすだろう。バレンティンの去就が見えないヤクルトや、もし糸井が抜けた場合に備えて、オリックスが調査している。そのオリックスは、日ハムの陽岱鋼(29)についても、調査中。陽は、日本シリーズでは、センターのポジションを3年目の岡大海(25)に明け渡して守備固めに終始した。本人は、チームへの残留を希望しているが、オリックスだけでなく、ソフトバンク、巨人もスピードのある陽を調査していて、日ハムの残留条件次第では、どうするかはまだ微妙だ。 もう一人行使するかどうか微妙なのが、ソフトバンクの左腕、森福 允彦(30)。今季50試合に登板、防御率2.00をキープした中継ぎ左腕を喉の奥から欲しいチームは少なくない。またソフトバンクは年俸高額選手が多いため、森福はCランクで、FA補償が不要なのも魅力。手を挙げれば、巨人を筆頭に獲得に乗りだすチームは複数現れると予想される。 注目のFA選手の中で、残留を決めたのは、中日の大島洋平(30)。複数球団が調査を行っていたことで、大島自身FAに気持ちが傾きかけていたが、森新監督が強く残留を訴え、球団も残留条件を見直してきたため、一転、残留の気持ちを固めたようだ。 昨年は、ロッテから楽天に移籍した今江敏晃(33)、中日から阪神に移籍した高橋 聡文(33)ら4人しかFAを宣言しなかったが、今オフは、最大6人がFAを行使する可能性が出てきた。