稲葉浩志、10年ぶりとなるソロアルバム「只者」発売決定 自身が編纂したアンソロジー的作品
稲葉浩志が17日、ソロ名義としては2014年リリース「Singing Bird」から10年ぶりとなる6枚目のソロアルバム「只者」のリリースを発表した。 【写真】稲葉浩志ソロアルバム「只者」ジャケ写 昨年開催のソロライブ「Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~」にて、初披露となった「BANTAM」「NOW」に加えて、TCK(東京シティ競馬)2024年度CMイメージソングとして現在OA中の「Starchaser」や、昨年放送のフジテレビ系木曜22時ドラマ「あなたがしてくれなくても」主題歌として大きな話題を呼んだ「Stray Hearts」等、リリースが待たれていたタイアップ楽曲を含む全12曲を収録。 表現者・稲葉浩志が「只者」=「何者でもないひとりの人間」として、日々を過ごす中で出会う何気ない情景や遍在的な苦悩や葛藤を飾らない言葉で綴った歌詞と、奇を衒うことなく着実に緻密に積み重ねられたメロディーによって紡いだ12編のドラマを収めた今作は、いわば稲葉自身が編纂したアンソロジー的作品と言える渾身の1枚。 さらに今作は、ニューアルバム「只者」と、昨年2月に開催となった「Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~」横浜アリーナ公演の模様を収めたDVDとBlu-rayを同梱したPREMIUM EDITIONが同時発売となる。アルバム「只者」に収録の「BANTAM」「NOW」も、楽曲完成直後というタイミングにもかかわらず、いち早く演奏されたという本公演自体がアルバム制作過程の一部であり、アルバムを構成する重要なピースのひとつとも言える。 なお、6月8日からはZepp Haneda(TOKYO)にて“その日限り”の楽曲を取り入れた構成の異なるレジデンシー公演「Koshi Inaba LIVE 2024 ~en-Zepp~」を6日間開催し、6月22日からは全国ツアー「Koshi Inaba LIVE 2024 ~enIV~」をスタートさせる。