「大鏡餅」…願いも大きく 郡山・安積国造神社、2段重ね直径90センチ
安積国造神社は28日、郡山市の同神社で年末の風物詩「大鏡餅つき行事」を行い、氏子たちが家内安全や商売繁盛などの願いを込めて大きな鏡餅を奉納した。氏子らは午前6時ごろから5斗2升5合(約80キロ)のもち米を臼ときねでついた。地元の子どもたちも千本ぎねで加わり、2段重ねで直径約90センチの鏡餅を完成させた。 奉納式では、氏子らが大鏡餅を拝殿に担ぎ入れ、神前に供えた。神事が執り行われ、氏子たちは玉串をささげた。奉納後、安藤智重宮司は「来年も地域が良い年になるように祈念した」と話した。
福島民友新聞