卓球・伊藤美誠が世界ランク1位にストレート負け 日本勢は準々決勝で全員去る【中国スマッシュ】
◇卓球 中国スマッシュ準々決勝 孫穎莎4-0伊藤美誠(4日、中国) 伊藤美誠選手が世界ランキング1位の孫穎莎選手にストレート負けに喫し、日本勢は準々決勝で幕を下ろしました。 【画像】ガッツポーズの伊藤美誠選手 卓球大国中国の強豪選手が軒並み出場している今大会。パリ五輪で銀メダルに輝いた平野美宇選手や張本美和選手が敗れるなか、日本勢唯一ベスト8に出場した伊藤選手。 3回戦では平野選手を破った韓国のキム・ナヨン選手と対戦。逆転勝利でベスト8に進みました。 準々決勝であたるのは、世界ランキング1位の孫選手。国際大会での対戦成績は2勝9敗で7連敗中の強敵。最後に伊藤選手が勝利したのは2019年10月となっています。 第1ゲーム、孫選手から8連続連取されるも伊藤選手も粘りを見せ3連続奪取。しかしゲームポイントを奪われ4-11でこのゲームを落とします。第2ゲーム、第3ゲーム攻めたコースを狙うがゆえのミスが増える伊藤選手は連続でゲームを奪われます。後1つ落とすと伊藤選手の敗北となります。 第4ゲームもバックでの激しいラリーが続くなどし烈な戦いが繰り広げられますが、孫選手のテンポをずらしたスマッシュなどに苦しめられ、伊藤選手は孫選手から1ゲームも奪うことができず、4-0(11-4、11-6、11-4、11-5)で準々決勝で敗退しました。