ハッキリいって安くて買い! 新しくて最新装備も付いているのに「イマイチ不人気」で中古が安いコスパ最高のクルマ4選
人気のクロスオーバーSUVやアイサイトだって狙える
■スズキ・イグニス こちらも残念ながら2024年春で販売を終了してしまったモデルとなるが、コンパクトなクロスオーバーSUVとして日常のアシにピッタリといえそうなのがスズキ・イグニスだ。 パワートレインは1.2リッターのマイルドハイブリッドにCVTの組み合わせで、WLTCモードの燃費でも19km/L台を誇り、4WDモデルではビスカスカップリング式のフルタイム4WDシステムを採用し、ヒルディセントコントロールとブレーキLSD効果をもつグリップコントロールが備わるなど、真面目なクルマ作りにも好感がもてる。 また、欧州市場をメインターゲットとしていたこともあって、ハンドリングやスタビリティの高さにも定評があるため、意外にも走らせて楽しいモデルに仕上がっている点も魅力なのだが、80万~90万円ほどの予算があれば、走行距離5万km以下の車両も選べるリーズナブルさももち合わせている。 ■スバル・インプレッサ(5代目) クルマで長距離移動をすることが多いユーザーにとって運転支援システムは、一度使ったら未装着のクルマには戻れないといっても過言ではないほど便利なもの。しかし、高性能な運転支援システムを搭載したモデルは高年式であることがほとんどのため、高値となってしまうのが悩みどころ。そこでオススメしたいのが、2016年から2023年まで販売されていた5代目インプレッサだ。 この5代目インプレッサにはアイサイトVer.3が搭載されており、運転支援システムとしての性能は非常に高いレベルにある。また、クルーズコントロールの速度も120km/h区間に対応したものになっているため、高速道路を使って長距離移動を頻繁に行うユーザーにとっては非常にありがたい存在となっている。 そんな5代目インプレッサも、100万円程度の予算があればさまざまな物件から選ぶことができる価格帯となっている。インプレッサには1.6リッターと2リッターが存在しているが、中古車としてはそこまで価格差もなく、動力性能はもちろん2リッターのほうが上なので、余裕があれば2リッターモデルを選びたいところだ。
小鮒康一