人気観光スポット『青い池』 駐車料金に上乗せして税を徴収する案を検討 宿泊施設利用者への課税検討も オーバーツーリズム対策 早ければ2025年10月開始 北海道美瑛町
北海道北部・美瑛町の人気観光スポット『青い池』 この青い池を訪れた人から、新たに「持続可能な観光税」を徴収する案があることを町が明らかにした。
観光客1人あたりにかかるサービスは約330円
町によると、この税は青い池を訪れた人が駐車場を利用した場合にかかるもので、税額は大型車が6000円、普通車が1000円、バイクが300円で検討を進めている。 この税は、駐車場利用料金の大型車2000円、普通車500円、バイク100円に加算し徴収される。 町の試算によると、観光客1人あたりにかかるサービス費用などが約330円で、これを税として徴収し賄う考えだ。 徴収した税金は地方税の中で、使用目的が決まっていない法定外普通税として、オーバーツーリズム対策や観光振興などに充てられる予定だ。
宿泊税を徴収する案も
町はこれまで、観光のための施設維持費などがかさんでいたことから、青い池を訪れた人から徴収する「入場税」の導入も検討していた。 しかし、青い池が国有地であることから町の税金をかけることはできないとし、廃案になったということだ。 一方、町などは町内の宿泊施設を利用した際、1人一泊300円の宿泊税を徴収する案もあわせて検討しているが、どちらも修学旅行などの学校行事で利用する場合は非課税となる。 町は12月の町議会で条例案を提出し、早ければ2025年の10月に施行する見通しだ。
北海道文化放送
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