米輸入物価、10月は0.3%上昇 インフレ抑制に進展見られず
[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日発表した10月の米輸入物価指数は、前月比0.3%上昇だった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.1%下落だった。予想外の上昇となり、ここ数カ月、インフレ抑制の進展が見られないことを改めて示唆した。 9月は0.4%下落で改定されなかった。前年比では0.8%上昇と、9月の0.1%下落から上昇に転じた。 燃料の輸入価格は1.5%上昇。これまで2カ月連続下落していた。食品価格は1.6%下落と、3カ月連続の下落となった。 燃料と食品を除くコア輸入物価は0.4%上昇。前月は0.3%上昇。前年比では2.2%上昇だった。