スズキの鈴木修相談役が死去94歳 1978年に社長に就任し40年以上にわたり経営のトップを務める
自動車メーカー・スズキの鈴木修相談役が25日亡くなりました。94歳でした。 鈴木修さんは1930年に岐阜県で生まれ、中央大学法学部を卒業後、2代目社長の娘婿として1958年に当時の鈴木自動車工業に入社。 1978年に社長に就任すると、40年以上にわたって経営トップを務めました。 Qこの40年はどんな40年間でしたか? 鈴木修会長(当時88歳): 「面白かったよ。大失敗もありましてね。崖っぷちに追い込まれてなす術を失ったというところで目が覚める。時の運で努力しなければ運は向いて来ません。90歳でおしまいかと思ったら駄目ですよ。90歳で死んでしまいますよ。心が死んでしまいますね」」 2015年には、長男の俊宏氏に社長の座を譲ると、その後に相談役となった鈴木修さん。 関係者によりますと、10月上旬ごろから浜松市内の病院に入院していました。 そして今月25日の午後3時53分悪性リンパ種のため亡くなったということです。 94歳でした。 スズキによりますと葬儀は近親者のみで行われたということです。 自動車づくりに情熱を注ぎ続けた生涯でした。