【おむすび】結が見つけた「ギャルの掟」が実は深かった!? 制作陣が「3箇条」にこめた“人間の真理”とは
「ギャルの掟」が物語のターニングポイントに
第6回でルーリーたちが唱えた「ギャルの掟」を、最初は内心「しょもーもな」と思っていた結。ところが、ハギャレンのメンバーたちと少しずつ心を通わせるうちに、自分もいつの間にか「掟」を守っていることに気がつく。そして、第15回で同じ文言が書かれた色紙を歩の部屋に見つける。この作劇の意図を宇佐川さんに聞くと、 「そもそもこの『ギャルの掟』というのは、いったいどこから来ているのか。これが物語のターニングポイントになってきます。『おむすび』は一見シンプルで王道のストーリーに見えて、実はいろいろと複雑な構造を仕込んでいるつもりです」 と明かした。
属性に関係なく「人として素敵だな」というリスペクトを描きたい
宇佐川さんは、元ギャルたちへの取材で強く感じた思いをこの「掟」に込めたのだという。 「風貌だとか年齢だとか属性だとか、そういうものに関係なく、『人として素敵だな』という尊敬の気持ちを、ギャルの皆さんへの取材を通じて私は強く抱きました。ハギャレンのメンバーの生き方と『おむすび』の物語を通して、それがご覧いただいた皆さんに伝わればうれしいな、と思っております」 第4週「うちとお姉ちゃん」ではいよいよ歩が登場。糸島フェスティバルで結たちが踊るパラパラや、聖人の思いが明かされるエピソードなど、「糸島編」の最初のクライマックスを迎えるもようだ。 (まいどなニュース特約・佐野 華英)
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