アフガニスタンで支援活動を続ける福岡市のNGO「ペシャワール会」が現地での活動報告会を開きました。 16日、福岡市早良区の西南学院大学で行われた報告会には支援者らおよそ420人が参加しました。 アフガニスタンで長年にわたり人道支援に取り組んできた福岡出身の医師・中村哲さんが武装集団に襲撃されて亡くなってから来月で5年です。中村さんの活動を支えてきた「ペシャワール会」の藤田千代子さんは中村さんの遺志を継いで進む現地でのインフラ工事などについて 「2022年10月からはバラコットというところに用水路をつくって出来上がりました。中村先生が本当に作りたく思っていた念願のため池を作りました」と報告しました。 藤田さんは11月26日にアフガニスタンへ出発し、現地での支援活動を再開する予定だということです。