秋の訪れを告げる「高山祭」 街を彩る豪華絢爛な屋台、岐阜
岐阜県飛騨地方に秋の訪れを告げる伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されている「秋の高山祭」が9日、高山市で始まった。雨のため、金箔や彫刻が施された豪華絢爛な屋台は、街中の蔵に入った状態で公開された。 高山祭は2016年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の一つ。 オーストラリアから夫と訪れ、日本の祭りを巡る旅行をしているジョー・マシソンさん(75)は「本当にきれい。天気が良くなって、会場に並べられた屋台も見たい」と話しながら、カメラで撮影していた。 10日まで行われ、市は2日間で20万人の人出を見込む。