DeNA・宮崎敏郎、お目覚め弾 ポストシーズンの不振脱却
(SMBC日本シリーズ2024、ソフトバンク0-5DeNA、第4戦、2勝2敗、30日、みずほペイペイ)ポイントゲッターのお目覚めが、勢いをさらに加速させる。DeNA・宮崎敏郎内野手(35)が1-0の七回に先頭打者で左越えにソロ。青く染まったスタンドに白球を突き刺し「後ろにつなぐ気持ちで、先頭で塁に出ることを意識した。個人のことよりチームのためにできることを」とうなずいた。 クライマックスシリーズ・ファイナルステージは打率1割台に終わり、今シリーズも第3戦を終えて打率・100(10打数1安打)。鳴りを潜めていた右打者が復調の気配を見せた。 2017年の日本シリーズでは、6戦2発を放った。打線の中軸を担う35歳は「明日は明日なので。また切り替えて頑張る」と口元を引き締めた。(原田優介)