中高生がハマっているマンガは「呪術廻戦」「推しの子」2大巨頭に…購入方法は中高で“紙→電子”わずかに転換
LINEのリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が全国の中高生を対象に実施したマンガに関する実態調査によると、中学生の52%、高校生の58%が「週1日以上マンガを読む」と回答し、マンガ人気が高いことが明らかになった。調査では各層での人気作品などをランキングとして紹介している。 【画像】中高生のハマっているマンガランキング(ほか全3枚) 調査では、中高生がどのくらいの頻度でマンガを読んでいるか、どのマンガにハマっているかなどを尋ねており「ほぼ毎日読む」が最も多い回答で、中学生が2割超、高校生が3割と答えた。また、中高生全体では「マンガはまったく読まない」と答えた人は約2割にとどまった。 また、マンガを読む方法についての設問では、中学生は「本屋などのお店で買う」が7割と最も多かった一方、高校生は「電子版を無料で読む」が約7割とわずかながらも一転した。
「推しの子」が各層で上位、男女や中高でも違い
中高生がハマっているマンガについては、男女で傾向が異なることが明らかになている。中学生の傾向をみると、男子中学生の1位は「呪術廻戦」。2位以降は、「怪獣8号」と「推しの子」が2割台後半で続く。「怪獣8号」「ONE PIECE」は、女子中学生と比べて男子中学生で10ポイント以上高くなったほか、「ブルーロック」が7位にランクインしている。 一方、女子中学生では「推しの子」が3割超で1位にランクイン。2位以降は「呪術廻戦」「薬屋のひとりごと」「SPY×FAMILY」が続き、特に「薬屋のひとりごと」と「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」は、男子中学生との差が14ポイント以上になった。 続いて高校生の傾向をみると、男子高校生では「呪術廻戦」が3割台後半の高い割合で1位に。2位以降は「推しの子」「ONE PIECE」が2割台後半を獲得。女子高校生では、「山田くんとLv999の恋をする」や「ハイキュー!!」、「推しの子」がいずれも3割弱の僅差でTOP3に並んだ。 「山田くんとLv999の恋をする」は、昨年3位から今年は1位にランクアップ。「ハイキュー!!」も昨年6位から2位に順位を上げた。「呪術廻戦」「チェンソーマン」は男子高校生に、「山田くんとLv999の恋をする」は女子高校生で割合が高くいほか、「薬屋のひとりごと」は女子全体から支持されているようだ。 LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査 調査対象:日本全国の中学生、高校生の男女 実施時期:2024年8月26日~2024年8月28日 有効回収数:1033サンプル
編集部 経済・社会担当