DF濃野公人が決勝点(Getty Images)

[5.19 J1第15節 鹿島 1-0 神戸 カシマ] 　J1リーグ第15節が19日、各地で開催された。鹿島アントラーズはホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-0で勝利した。鹿島は2位・神戸と勝ち点で並んだ。 【写真】本田圭佑のイメチェンに反響「犬系男子でイイ感じ」「かっこよすぎる」「何しても似合う」 　最初のチャンスは神戸。前半6分、左からのクロスをGK早川友基が掴みきれず、DF酒井高徳のもとへこぼれる。左足でシュートを打ったが、カバーに入ったDF関川郁万に阻まれた。同33分、FW武藤嘉紀が前線でMF仲間隼斗のパスをカットして決定機を迎える。ただ、タッチが外に流れたことで体勢を崩しながらのシュートとなり、MF佐野海舟に阻まれた。 　一方の鹿島は前半アディショナルタイム、関川がMF名古新太郎の蹴ったCKにニアサイドで合わせる。これは枠の上に外れ、スコアレスで前半を終えた。 　後半は激しい接触シーンが目立つ立ち上がりとなる。ただ、両チームともになかなかチャンスを作れずに時間が経過していく。鹿島は後半30分、FW師岡柊生に代えてFWアレクサンダル・チャヴリッチを投入し、先制点を狙う。 　すると後半36分、FW鈴木優磨のスルーパスに名古が抜け出す。名古のシュートはGK前川黛也にセーブされるも、こぼれ球をDF濃野公人が押し込んで鹿島が先制した。大卒ルーキーの濃野は今季4点目となっている。 　神戸はDF菊池流帆を前線で起用して同点を狙う。終了間際のCKではDF山川哲史がヘディングシュートを放つも、枠を捉えられなかった。鹿島は6試合負けなしとなり、神戸は5試合ぶりの敗戦となった。