船舶リサイクルとは?脱炭素化に向け日本郵船が共同検討
船舶には良質な鉄が大量に使用されている。解体される中大型船は9割以上が建築資材や再生素材などとして再資源化されている。再資源化を持続可能にするために、安全で環境負荷が低く、効率的な手法による解体が求められている。
曽我社長は「現状では解体場所はバングラデシュやインドに集中している。(鉄スクラップの輸入を増やそうとする際に)日本に回ってこないという事態になれば、経済安全保障上、問題になる可能性もある」と指摘し、日本国内で事業化する意義を強調した。
日本海事新聞社