【マイルCS】ムーア騎手「(チャリンは)今がキャリアの絶頂期」 一問一答
マイルCS(京都、GI、芝・外1600メートル)を11月17日に控え、チャリンを管理するロジャー・ヴェリアン調教師と、騎乗予定のライアン・ムーア騎手が13日、京都競馬場で会見に臨んだ。 ──追い切りの感触は 「ハードではなく、最後の微調整という感じで、馬のフィーリングをつかみました。非常に良かったです。コーナリングもよく、息遣いも良かったです。仕上がりはいいと思います」 ──チャリンには初騎乗。この馬の印象 「デビュー戦以外は、同じレースで他の馬に乗っているので、チャリンのことはよくわかっています。高いレベルを保ちながら、有力馬として臨めるので、結果を楽しみにしています」 ──日本の馬場へのフィットは 「(速い馬場でも)何も(能力に)影響はないと思っています。(欧州では比較的、時計の速い)アスコットでも勝っているように、影響はないでしょう」 ──日本馬の印象は 「昨年、このレースを勝っているナミュール、安田記念で3着だったソウルラッシュ、そして前走が休み明けでも内容の良かったブレイディヴェーグを、ライバルとして気にしています」 ──GⅠ3勝は全て直線コース。改めてコーナリングの評価は 「きょうはコーナリングも含め、いい走りでした。懸念事項はなく、スムーズだったと思います。サンダウン、グッドウッド、パリロンシャンと右回りの競馬場でも走っていますし、特にパリロンシャンは坂の下りがあって、直線の距離も京都と似ています。コースは問題ないと思います」 ──追い切りに騎乗してわかったこの馬の良さ 「すでに完成されているいい馬で、今がキャリアの絶頂期にあります。落ち着いてレースに臨めるという点でも、メンタル面も優れていると思います」