今年フェイスリフトされる「BMW 3シリーズ」駆け抜ける喜びはATだけで得る
Mスポーツサスペンションはやや固すぎる
Mスポーツサスペンションにより、カーブでも正確に操縦でき、スポーツシートは完璧なサポートを約束する。アコースティックウィンドスクリーン(アコースティックグレージング付きサイドウィンドーはオプション)のおかげで、高速道路でも静かで、ほとんど「5シリーズ」のようだ。突き上げ感が強いサスペンションセットアップだけが少々厳しい。
AUTO BILD誌の評価: 走りもルックスも、フェイスリフトした「3シリーズ」のコンセプトは変わっていない。それはいいことだ。インテリアは大きく変わり、BMWファンにとっては慣れが必要な部分もあるかもしれない。しかし、少なくともiDriveコントローラーは今のところ残っている。 AUTO BILDテストスコア: 2(1~5点中)
狭くなったヘッドライト、滑らかになったフロントエンド 一見して、すぐにポジティブなムードになる。一部で酷評されているミュンヘンのデザイン部門は、「3シリーズ」ではあえて実験的な試みはしていない。
それどころか、フェイスリフトのヘッドライトはより細く、より直線的なデザインになり、キドニーグリルはダブルストラットを持ち、エプロンはより構造的に見える。スポーツルックなしの場合、エアインテークはやや小さくなる。
リアでは、バンパーまわりのデザイン変更とテールパイプ径の拡大(プラス1cm)が特に目を引く。リアライトには何も変更が加えられていないが、全体的には、このコスメティックインターベンションは成功としか言いようがない。
大型スクリーンを備えたi4コックピットを採用
「i4」でお馴染みの曲面ディスプレイが標準装備され、計器盤には12.3インチモニター、センターディスプレイオプションには14.9インチタッチスクリーンが採用されている。 このスクリーンの景観は、「OS 8」の略称で呼ばれる最新世代のBMWインフォテインメントが登場したことを示すもので、操作の中心がボタンからタッチ操作や音声コントロールへとシフトしている。論理的なステップとして、直感的に操作できる空調ボタンやオーディオコントロールボタンのほとんどが姿を消した。