「10年に一度レベル」って去年も言ってなかった? 気象庁の「早期天候情報」 実は今年だけで40回以上発表
■とにかく「早めに知らせる」 早期天候情報は文字通り、「早めに天候を知らせる情報」です。 週間予報よりも先の6日先から14日先までの天候を予測するので、多少の不確実性はあったとしても「早めに知らせる」ことに重きを置いた情報です。雪の場合は、タイヤ交換や雪かき道具の準備、農業用ハウスの補強、イベントや旅行の日程変更など、事前にできる対策を進めるよう促します。 そして大雪となる可能性が高まってくると、警報級の可能性があるかを示す「早期注意情報」や、地域ごとに発表される「府県気象情報」、いざ大雪になれば「大雪注意報」「大雪警報」が段階的に発表されます。 「10年に一度レベル」と聞くと、大げさに聞こえるかもしれませんが、心構えを高め、できる準備をしておくことが、効果的な利用方法と言えるのではないでしょうか。
北陸放送