美容医が教える!今さら聞けないビタミンCのすべて【シワ・クマ・たるみ・疲れetc.に】|STORY
ストレスの多い現代人にとっても良いことだらけ
抗ストレスホルモンのコルチゾールは、ビタミンCから作られます。コルチゾールの数値は、朝起きた時が一番高まるので、夜寝る前にサプリメントを飲むと、翌朝の寝起きが楽になり、疲労感が軽減すると言われています。忙しく働くSTORY世代にピッタリ。もちろん男性にもオススメです。
紫外線に当たる春夏はとくに摂取するべき成分です
紫外線への効果を最大に発揮したい場合は、朝と夜とダブルで使うのがオススメ。特に春夏は紫外線が強くなり、皮脂の分泌量が増え、毛穴が詰まり、ニキビの原因にも。体内のビタミンCの消費量も増加するので、朝と夜と両方使うのが良いです。 ビタミンCは、体外に排出される成分なので、健康な方だったら大量に摂取しても問題ないですが、大量に飲むと下痢気味になる方もいますし、人工透析をされている方などは注意が必要です。体内に蓄積されて何か悪さをするとは言われていません。摂りすぎて過剰症になる心配もありません。
「ピュアビタミンC」と「ビタミンC誘導体」の2種類あります
いわゆるビタミンCとは、正確にいうと、ピュアビタミンCとビタミンC誘導体、という2種類に分けられます。 「ピュアビタミンC」は、アスコルビン酸と呼ばれるもので、名前の通り何もついていない純粋なビタミンC。化粧品では付けた瞬間から効果を発揮できるもので、即効型ビタミンCとも言われています。効果が早いところがメリットですが、不安定な物質なので、化粧品の容器の中で酸化して品質が変化したり、肌に届ける時点で、ビタミンCとしての効果が発揮できないこと、水溶性のため浸透しにくいというデメリットがあります。 そのピュアビタミンCを安定化させたのが「ビタミンC誘導体」。水溶性、脂溶性、両親媒性の3種類です。 ピュアビタミンCに科学的に何かをくっつけることで、不安定な物質だったピュアビタミンCを、安定化させた成分。肌に届けやすく、浸透させやすくしたものです。肌に塗った場合は、身体の酵素で化学的な間が外れて、ピュアビタミンCになって働いてくれます。ゆっくりと時間をかけて、身体に働いてくれるので、持続型ビタミンCとも呼ばれています。