四国で1番「人口の少ない県」はどこなのか 意外な答えに正解率は24%だった
四国で1番「人口の少ない県」はどこかご存知でしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の24%が知っているという事実が判明しました。 ◆【写真2枚】都道府県別の人口ランキング(少ない順)を見る 記事後半では、四国で1番人口の少ない県の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
四国で1番人口の少ない県はどこなのか
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「四国で1番人口の多い県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の39%が香川県と回答。 次に多かったのは31%の徳島県。そして24%の高知県、6%の愛媛県という順番になりました。 四国各県の面積は、高知県・7105平方キロメートル、愛媛県・5678平方キロメートル、徳島県・4146平方キロメートル、香川県・1862平方キロメートルとなっています。
四国で1番人口の少ない県は高知県だった
総務省統計局が発表した「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」によると、四国で1番人口が少ない県は高知県でした。気になる人口は66万6000人。次いで徳島県の69万5000人、香川県の92万6000人、愛媛県の129万1000人となっています。 四国各県の人口10万人以上の都市は以下の通り(2024年8月1日時点)。 愛媛県 ・松山市 49万9254人 ・今治市 14万3378人 ・新居浜市 11万998人 ・西条市 10万309人 香川県 ・高松市 40万9628人 ・丸亀市 10万7832人 徳島県 ・徳島市 24万5549人 高知県 ・高知市 31万4435人 ちなみに、各都道府県の人口ランキング(少ない順)を見てみると、愛媛県以外の3県がランクインしています。
高知県の県内総生産は2兆3764億円
ここからは四国で1番人口の少ない高知県について紹介します。 四国の南半分に位置する高知県は四国全域の約38%、日本全土の約2%となる約7104平方キロメートル。全国で18番目に広い面積に約65万人が暮らしています。 自然に恵まれたスポットが多く、美しい川としても有名な仁淀川や、四国最長の四万十川。透明度が抜群の海が魅力の柏島などがあります。 経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目2兆3764億円。県民所得は1兆8147億円でした。 ほかの3県の2021年度の県内総生産は、愛媛県が名目・5兆899億円。香川県は名目・3兆8638億円、徳島県は名目・3兆3402億円となっています。 ●調査概要 ・調査日:2024年9月24日 ・調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・国土地理院「都道府県別面積の順位」 ・総務省統計局「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」 ・香川県「香川県人口移動調査」 ・愛媛県「県推計人口」 ・徳島県「徳島県の人口」 ・高知県「高知県推計人口」 ・愛媛県「愛媛県のすがた」 ・愛媛県「令和3年度愛媛県県民経済計算(最新)」 ・香川県「令和3年度香川県県民経済計算推計結果」 ・徳島県「令和3年度徳島県県民経済計算結果について」 ・高知県「県民経済計算」
小野田 裕太