JR福島駅東口再開発タウンミーティング 初の夜間開催 活気ある駅前へ市民が意見交わす 福島市
福島市のJR福島駅東口駅前再開発事業に意見を交わすタウンミーティングは8月28日、市内のキョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)で開かれ、市民が活気のあるまちづくりに向けたアイデアを出し合った。 市民の意見を事業計画に反映させる狙いで定期的に開いている。今回は社会人が参加しやすいよう初めて夜間に催し、約30人が参加した。市市街地整備課の担当者が事業の経過や整備計画の見直し方針の概要を説明した。 参加者は5グループに分かれ、①高いニーズが見込まれる再開発施設の利用シーン②さまざまな利用シーンの実現に必要な機能や運営③将来、福島駅周辺がどのようなまちになってほしいか―を話し合った。 参加者からは「高齢者の居場所をつくる」「ふらっと立ち寄れる、自然と人が集まる場所にする」「復興の象徴となるまちづくりを進める」など市の将来を見据えた意見が出された。「市民の意見をしっかりとくみ取ってほしい」と要望する声もあった。
市は今後も継続的に市民の意見を聞く機会を設けていく。 (県北版)