マスク氏がリバプール買収に関心か クラブ側は売却否定も父が「祖母はリバプール生まれで愛着」
Xやテスラのオーナーで世界的実業家のイーロン・マスク氏(53)が、リバプールの買収に関心を示しているという。 【写真】前澤友作氏と熱く語るイーロン・マスク氏 ただリバプールを保有するアメリカのフェンウェー・スポーツ・グループ(FSG)はマスク氏側からの正式なオファーは出ておらず、売却について否定している。英ミラー紙が報じた。 父親のエロル・マスク氏は、アメリカメディアに息子が買収に関心を示していることを認めた上で「私はコメントできない。彼らは価格を上げにかかるだろうから。ただ、彼が買うという意味ではない」などと含みを持たせている。 リバプールの資産価値はアメリカの経済誌フォーブスの推定で43億ポンド(約8500億円)。マスク氏の純資産は総額3430億ポンド(約68兆円)と言われており、まったく懐は痛まない。 エロル氏は買収する理由について「彼の祖母はリバプール生まれで、私たちにはリバプールに親戚がいる。また、ビートルズのメンバーの一部メンバーとは同じ環境で育ち、よく知っている。ですから私たちにはリバプールへの愛着があるのです」と説明している。